渋谷の高度不妊治療・人工授精(AIH)-にしたんARTクリニック渋谷院
にしたんARTクリニック渋谷院
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にしたんARTクリニック渋谷院のある渋谷区には、不妊治療にかかる医療費の一部を助成する制度が整備されています。
不妊の検査、タイミング法、薬物療法、人工授精(AIH)などを対象とした「渋谷区不妊治療(一般不妊治療)医療費助成」と、体外受精(IVF/ふりかけ法)や顕微授精(ICSI)といった生殖補助医療や、それと併用した先進医療などを対象とした「生殖補助医療助成制度」の二種類です。
渋谷区の不妊治療助成制度について、当ページで詳しくご紹介いたします。
結婚や出産の時期が多様化する中で、治療を受ける年齢層も広がりを見せ、保険適用範囲の拡充や社会的な理解促進が進んでいます。その一方で、治療費の負担が治療継続の壁となっている現実もあります。少子高齢化が社会問題となっている現代において、不妊治療は当事者カップルだけでなく、社会としても重要なテーマとなっています。
体外受精や顕微授精といった生殖補助医療含め不妊治療の多くは保険の適応対象になりました。しかし、保険適応になったといっても、総合的にかかる治療費は決して安いものではありません。さらに昨今の物価上昇もあり、経済的支援の必要性は年々高まっています。
渋谷区が実施している「渋谷区不妊治療(一般不妊治療)医療費助成」は、比較的初期段階の不妊治療を受けているご夫婦を対象とした助成制度です。体外受精や顕微授精といった生殖補助医療に至る前の、不妊症の検査や、タイミング法、人工授精などを含む治療が対象となっています。
夫婦一組につき1回限り
検査・治療開始日から1年間(夫婦それぞれの開始日が異なる場合は早い日から起算)。
ただし、検査・治療開始日から1年以内であっても、次に該当する場合はその時点で助成対象期間は終了となります。
体外受精や顕微授精などの生殖補助医療は、費用面では大きな負担となることがあります。特に複数回の採卵や胚移植が必要な場合に、その都度の費用が加算されてしまうため、保険診療を活用していても負担額は決して少なくありません。こうした状況をふまえ、渋谷区では「生殖補助医療」に対する医療費助成制度を設けています。
次のすべてに該当する人
令和4年4月1日以降に行なった次の治療
1回目の治療開始日の妻の年齢により上限があります。
1回目の治療開始時の妻の年齢 | 助成回数の上限 |
40歳未満 | 1子につき通算6回まで |
40歳以上43歳未満 | 1子につき通算3回まで |
助成を受けた後に出産(妊娠12週以降の死産を含む)し新たに不妊治療を開始する場合は、過去の助成回数をリセットして1回目として申請することができます。なお、妻の年齢によってはリセットにより助成回数が減る場合がありますのでご注意ください。
1回の治療につき、自己負担額(保険診療の自己負担分+先進医療にかかった費用)について、あわせて10万円まで助成します。男性不妊治療を行なった場合は、その治療について10万円まで助成します。
渋谷区の不妊治療助成制度は、多くの方にとって心強いサポートとなる一方で、「申請書類の準備が難しそう」「どの治療が対象になるのかわからない」といった声も少なくありません。ここでは、にしたんARTクリニック渋谷院で患者さまからよくいただくご質問や注意点についてご紹介いたします。
A. 渋谷区の制度では、「一般不妊治療」と「生殖補助医療」で対象となる治療内容が異なります。タイミング法や人工授精は一般不妊治療に、体外受精や顕微授精は生殖補助医療に分類されます。ただし、保険診療であることが前提条件です。にしたんARTクリニック渋谷院での診療内容が該当するかどうかは、カウンセリング時に医師がご説明いたします。
A. 通常、診療証明書や領収書などの発行には数日〜1週間程度を目安としております。お急ぎの場合は受付にてご相談ください。書類発行後、ご自身で渋谷区役所へ郵送していただく必要があります。
A. はい、治療開始日から1年以内が申請の締め切りとなっております(消印有効)。期間を過ぎると助成が受けられなくなりますので、通院中でも早めに必要書類を揃えておくことをおすすめいたします。
A. 渋谷区の制度では、一定の条件下で事実婚の方も対象となります。ただし、住民票に続柄の記載があることや「事実婚申立書」の提出が求められます。にしたんARTクリニック渋谷院では制度内容の詳細判断は行っておりませんので、個別条件については渋谷区役所に直接お問い合わせください。
A. 原則として渋谷区内に住民登録がある期間かつ条件を満たしていれば、他院での治療も対象となることがあります。ただし、申請には治療を受けた医療機関の証明が必要です。
不妊治療は、治療内容の選択、スケジュールの調整、精神的な負担、そして経済的な負担など、さまざまな課題が同時に押し寄せるものです。そうした中で、渋谷区が提供する不妊治療医療費助成制度は、妊娠を望む方にとって支えとなる制度です。
にしたんARTクリニック渋谷院では、この助成制度を活用して、少しでも前向きに不妊治療に取り組んでいただきたいと考えています。
一般不妊治療から生殖補助医療に至るまで、保険診療を軸とした治療を計画的に進めることで、制度の対象となる治療を無理なく進めていくことができます。
ただし、助成制度には対象年齢、回数制限、申請期限、必要書類など、いくつかの要件があるため、必ず渋谷区の公式サイトをご確認ください。
渋谷区不妊治療(一般不妊治療)医療費助成
渋谷区不妊治療(生殖補助医療)医療費助成
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カウンセラーが治療の選択肢や費用の見通しなどを丁寧にご説明いたします。患者さまがご納得いただけましたら治療を開始致します。なお、カウンセリングの費用は発生しませんのでお気軽にご相談ください。