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【2025年】大阪など京阪神エリアの不妊治療費助成制度について

【2025年】大阪など京阪神エリアの不妊治療費助成制度について

不妊治療を受ける際、健康保険に加入している場合、諸条件はあるものの、原則3割負担で不妊治療を受けることができます。
自治体によっては独自に不妊治療にまつわる助成制度を設けていることがあります。例えば、にしたんARTクリニック京都院がある京都市や、大阪院・うめきた院がある大阪市、神戸三宮院がある兵庫県では、費用の一部について助成金を受けることが可能です。

この記事では、京阪神エリアの主な自治体における、不妊治療の助成金について解説します。

※この記事は2025年2月3日現在の情報です。
※にしたんARTクリニックは、それぞれの地域の助成制度を利用できる医療機関です。

不妊治療費助成金の概要は自治体によってさまざま

不妊治療にかかわる助成制度の概要は、自治体によってさまざまです。対象となる治療内容や申請のタイミング、必要となる書類もそれぞれ異なるため、お住まいの都道府県や市区町村の助成金制度の有無や、制度の内容についてもしっかりと調べておくことをおすすめします。


不妊治療費助成金の概要は、年度が変わると変更になることもあります。お住まいの自治体のウェブサイトで最新の情報を確認し、申請漏れがないようにご注意ください。

京阪神エリアの主な自治体が設けている助成制度

にしたんARTクリニック京都院・大阪院・うめきた院・神戸三宮院に通院できる範囲にある主な自治体の助成制度は下記のとおりです。

滋賀県

特定不妊治療費【先進医療】助成事業について(近江八幡市)

京都府

京都府不妊治療への助成(不妊治療等給付事業助成制度)
京都市不妊治療費助成制度(一般不妊治療費等助成事業)

大阪府

大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業
大阪市不妊検査費助成事業

奈良県

奈良市一般不妊治療等助成事業

和歌山県

和歌山県生殖補助医療先進医療費助成事業
和歌山市生殖補助医療先進医療費助成事業

兵庫県

不妊治療における先進医療費および通院交通費助成(兵庫県)

神戸市
https://www.city.kobe.lg.jp/a57667/kosodate/maternity/funin.html

芦屋市
https://www.city.ashiya.lg.jp/kenkou/ninnsinngawakattara.html

西宮市
https://www.nishi.or.jp/kosodate/ninshin/ninshinkibo/index.html

尼崎市
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/kenko/josei/index.html

明石市
https://city-akashi-kosodate.jp/soshiki/hokensoumu/kosodate0101.html

大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業の概要

大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業では、不妊治療における経済的負担を軽減するため、体外受精(IVF/ふりかけ法)および顕微授精(ICSI/イクシー)を行う際に、保険適用された治療と併用して自費で実施される「先進医療」にかかわる費用の一部を助成しています。

大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業の助成対象

助成金の対象となる主な先進医療

  1. 子宮内膜刺激法(SEET法)
  2. タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養(タイムラプス)
  3. 子宮内膜擦過術(子宮内膜スクラッチ)
  4. ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術(PICSI)
  5. 子宮内膜受容能検査1(ERA)
  6. 子宮内細菌叢検査1(EMMA/ALICE)
  7. 強拡大顕微鏡による形態良好精子の選別法(IMSI)
  8. 二段階胚移植法
  9. 子宮内細菌叢検査2(子宮内フローラ)
  10. 子宮内膜受容能検査2 (ERPeak)
  11. 膜構造を用いた生理学的精子選択術

厚生労働省の認定する「先進医療A」の治療を混合治療で受けられるのは、厚生労働省から承認を受けている医療機関のみです。そのため、助成制度を利用したい場合は、必ず厚生労働省の承認を受けている医療機関で治療を受ける必要があります。

にしたんARTクリニック大阪院・うめきた院は、厚生労働省から先進医療の承認を受けている医療機関です。助成制度を利用できる医療機関をお探しの方はお近くのにしたんARTクリニックを検討してみてはいかがでしょうか。

助成金の対象となる方

  1. 申請日時点で、ご夫婦のうちいずれかが大阪市に住所を持っている方
  2. 治療を開始した時点で夫婦であって、妻の年齢が43歳未満の方
  3. 先進医療の実施機関として厚生労働省地方厚生局へ届け出しているか、すでに承認されている医療機関にて治療を受けている方
  4. 上記(3)で受けている治療は、2022年4月1日以降に保険診療で実施された特定不妊治療と先進医療を併用したものであること
  5. 助成対象となる治療について、ほかの助成を受けていない方

助成額

保険診療で実施された特定不妊治療と併用して行われた、先進医療に要した費用の総額に、10分の7を乗じた額(上限5万円、1円未満切り捨て)
※文書作成料、入院時の食事代・差額ベッド代など、特定不妊治療に直接関係ない費用は対象外です。
※全額自費診療(保険外診療)で行われた特定不妊治療と併用した先進医療には適応されません。

助成を受けることができる回数

通算の助成回数は、保険診療として実施される治療の回数に準じます。一連の治療は、1回の申請にまとめてください。妻の年齢が40歳未満と40歳以上で、助成を受けられる回数が異なります。

大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業の助成回数
初回治療開始時点の妻の年齢助成回数
40歳未満1子ごとに通算6回まで
40歳以上43際未満1子ごとに通算3回まで

大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業を受けるまでの流れ

大阪市にお住まいの方が、大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業に申請する場合の流れを解説します。

1.助成の概要を確認する

治療を始める前に、大阪市のウェブサイトなどで助成の概要をチェックし、ご自身が対象となるかどうかを確認してください。

2.にしたんARTクリニック大阪院にて治療を進める

にしたんARTクリニック大阪院は、厚生労働省の認定する「先進医療A」の治療を行える対象機関です。助成制度の利用を希望される方は、カウンセラーにご相談ください。

3.申請に必要な書類を準備する

申請に必要な「大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業申請書(様式第1号)」と「大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業受診等証明書(様式第2号)」を用意し、にしたんARTクリニック大阪院の受付にご依頼ください。作成に時間がかかる場合もあります。受付で用紙のご用意はありません。

そのほか、ご夫婦であることがわかる「住民票の写し」や、事実婚の場合は「事実婚関係に関する申立書(様式第3号)」などが必要です。

申請に必要な書類

  • 大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業申請書(様式第1号)
  • 大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業受診等証明書(様式第2号)
  • 大阪市に住所を有することを証明する書類(住民票の写し)
  • 夫婦であることを証する書類(戸籍全部事項証明書[戸籍謄本])★
  • 事実婚関係に関する申立書(様式第3号)★
  • 振込口座についての申立書(様式第4号) ※旧姓の口座への振込を希望される方のみ
  • 金融機関の通帳・キャッシュカード等のコピー(任意)

★印については、治療を実施した医療機関で確認できている場合、提出不要です。

4.申請書類をそろえて大阪市へ申請する

書類がそろったら、大阪市こども青少年局子育て支援部管理課へ郵送するか、「大阪市行政オンラインシステム」での申請も可能です。
なお、申請期限は、1回の治療が終了した日から1年以内です。郵送の場合、大阪市こども青少年局子育て支援部に到着した日が申請日となりますので、余裕を持って申請してください。

5.助成金受給

申請後、助成の可否が決定されます。郵送で助成の可否と助成額の通知があり、承認後に、申請書に記載した口座に助成金が振り込まれます。申請から振込までかかる期間は、2~3ヵ月程度です。

にしたんARTクリニック大阪院は、大阪市特定不妊治療費(先進医療)助成事業の対象医療機関です

にしたんARTクリニック大阪院は、厚生労働省から「先進医療A」の承認を受けている医療機関です。
大阪市にお住まいで、助成金を利用して高度な不妊治療を進めたいご夫婦(カップル)は、無料のカウンセリングでお悩みや希望をお聞かせください。

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