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にしたんARTクリニック新宿院

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【2024年】東京都の不妊治療に関する助成金を詳しく解説

「早く赤ちゃんが授かるといいな」「不妊治療を始めてみようかな」と考えているご夫婦(カップル)にとって、不妊治療にかかる費用は気がかりのひとつではないでしょうか。健康保険に加入している場合は、原則3割負担で一般不妊治療や生殖補助医療(ART)を受けることができますが、それでも経済的な負担は大きなものです。
お住まいの自治体によっては、独自に不妊治療にまつわる助成金を設けていることがあります。例えば、にしたんARTクリニック新宿院がある東京都では、不妊治療にかかる費用の一部について助成金を受けることが可能です。
この記事では、東京都にある主な自治体における、不妊治療の助成金について解説します。
※この記事は2024年5月1日現在の情報です。
※にしたんARTクリニック新宿院は、東京都の助成制度を利用できる指定医療機関です。

不妊治療費助成金の概要は自治体によってさまざま

不妊治療にまつわる助成制度について、自治体によって概要はさまざまです。助成の対象となる治療内容や申請のタイミング、必要となる書類もそれぞれ異なるため、お住まいの都道府県や市町村の助成金制度があるかどうか、またその内容についてもしっかりと調べておくことをおすすめします。
不妊治療費助成金の概要は、毎年変更になることもあります。お住まいの自治体のウェブサイトで最新の情報を確認し、申請漏れがないようにご注意ください。

首都圏の主な自治体が設けている助成制度

にしたんARTクリニック新宿院に通院できる範囲にある主な自治体の助成金制度は、下記のとおりです。
※2024年5月1日現在

東京都

東京都渋谷区文京区中央区台東区港区杉並区豊島区

東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業の概要

東京都では、体外受精(IVF)などの先進医療に係る費用への助成を申請できる「東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業」と、超音波検査や感染症検査などの不妊検査や、タイミング法(タイミング指導)などの一般不妊治療を行った際に申請できる「不妊検査等助成事業」があります。
ここでは、東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業について、詳しく解説します。

助成対象となる先進医療

東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業は、体外受精などを行う際に、保険適用された治療と併用して自費で実施される先進医療に係る費用の一部を助成する事業です。

<東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業で対象となる先進医療>

(1)子宮内膜刺激法(SEET法)
(2)タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養(タイムラプス)
(3)子宮内膜擦過術(子宮内膜スクラッチ)
(4)ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術(PICSI)
(5)子宮内膜受容能検査1(ERA)
(6)子宮内細菌叢検査1(EMMA/ALICE)
(7)強拡大顕微鏡による形態良好精子の選別法(IMSI)
(8)二段階胚移植法
(9)子宮内細菌叢検査2(子宮内フローラ) など
※2024年5月時点

先進医療自体は、知見のある医師のいる医療機関であればどこでも受けられます。しかし、厚生労働省の認定する「先進医療A」の治療を混合治療で受けられるのは、都道府県の承認を受けている医療機関のみです。
本来、保険診療と自費診療を同時に行う「混合診療」は認められておらず、自費診療である先進医療を取り入れると、保険診療の部分まで自費診療になってしまいます。そのため、助成制度を利用したい場合は、必ず厚生労働省の承認を受けている医療機関で治療を受けることが必要です。
にしたんARTクリニックの場合、新宿院と品川院が東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業の対象機関です。安心して受診してください。

助成金の対象となる人

東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業は、下記の条件にあてはまる人が助成金の対象となります。

<東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業の対象となる方>

  • 治療開始日の時点で夫婦(事実婚を含む)である方
  • 治療開始日から申請日までのあいだに夫婦いずれかが継続して都内に住民登録をしている方(事実婚の場合は2人とも東京都内の同一住所に住民登録していること、かつ、ほかに法律上の配偶者がいないこと)
  • 登録医療機関で、先進医療として公示されている特定不妊治療を保険診療として受けている方
  • 申請者および配偶者が、助成を受けようとする特定不妊治療に関して医療費助成を受けていない方
  • 治療開始日における妻の年齢が43歳未満の方

助成金額

東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業では、先進医療にかかった費用の10分の7、15万円を上限に助成を行います。
例えば、1回の治療費が10万円だった場合、助成が受けられるのは7万円です。ところが、1回の治療に50万円かかった場合、50万円×7/10=35万円ですが、上限が定められているため、助成金は15万円となります。

助成回数

助成を受けられる回数は、妻の年齢が40歳未満と40歳以上で異なります。治療開始時点の年齢なので、注意してください。

■東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業の助成回数

初回治療開始時点の妻の年齢 助成回数
40歳未満 上限6回
40歳以上43歳未満 上限3回

助成金について詳しくは、東京都福祉局「東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業の概要」をご覧ください。

東京都の特定不妊治療費(先進医療)助成事業の助成金受給までの流れ

にしたんARTクリニック新宿院にて不妊治療を行い、東京都の特定不妊治療費(先進医療)助成事業の助成金を受給するまでの流れを解説します。

1.助成内容を確認する

東京都のウェブサイトで、特定不妊治療費(先進医療)助成事業について最新の情報を調べてください。対象となっている治療や検査、助成される上限金額のほか、回数、申請方法など、ご自身が要件に該当するかどうかを確認しましょう。

2.にしたんARTクリニック新宿院にて治療する

にしたんARTクリニック新宿院は、厚生労働省の認定する「先進医療A」の治療が行われている対象機関です。助成制度の利用を希望される方で、にしたんARTクリニック新宿院を受診される場合は、カウンセリングの際に、その旨をカウンセラーにお伝えください。

3.にしたんARTクリニック新宿院へ証明書の記入を依頼する

助成金の申請の際には、対象医療機関が記入・発行した特定不妊治療費(先進医療)助成事業受診等証明書が必要です。受付にてスタッフへお申し付けください。書類作成費として4,400円を頂戴します。

4.医療機関が記入した証明書を含め、申請書類をそろえて東京都に申請する

助成金受診等証明書を受け取ったら、申請者が記入する特定不妊治療(先進医療)助成申請書、住民票の写しおよび戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)をそろえて東京都に郵送、または電子申請します。電子申請の場合でも「特定不妊治療費(先進医療)助成事業受診等証明書」は郵送の必要があるため、注意してください。
クリニックで発行する領収書の送付は不要です。
なお、消印日または電子申請日が申請日となります。

<申請に必要な書類>

  • 特定不妊治療(先進医療)助成申請書 ※申請者が記入
  • 特定不妊治療費(先進医療)助成事業受診等証明書 ※医療機関が記入・発行
  • 住民票の写しおよび戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)

5.助成金受給

申請後、書類審査を経て、記入漏れや不足書類などの不備などがなければ、申請から3~4ヵ月後に承認決定通知書が手元に届きます。ただし、繁忙期は1ヵ月程余分にかかることがあります。
承認決定通知書が届いてから1ヵ月後に、申請用紙に記入した銀行口座に助成金が振り込まれますので、入金確認を行ってください。

東京都の特定不妊治療費(先進医療)助成事業に申請する際の注意事項

東京都の特定不妊治療費(先進医療)助成事業に申請する際の注意事項を紹介します。
助成金受診等証明書の作成には日数がかかることがあります。治療が完了したらすみやかに証明書の記入をクリニックに依頼しましょう。
また、申請期限は、1回の治療が終了した日の属する年度末です。例えば、2023年12月末に治療が完了した場合、その治療を対象とした申請期限は2024年3月31日となります。申請期限を過ぎると、どんな理由があっても申請を受け付けてもらえないため、この期限に間に合うよう、余裕を持って申請の準備を進めてください。

にしたんARTクリニック新宿院は、東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業の対象医療機関です

にしたんARTクリニック新宿院は、厚生労働省から「先進医療A」の承認を受けている医療機関です。
東京都にお住まいで、助成金を利用してより高度な不妊治療を進めたいご夫婦(カップル)は、無料のカウンセリングでお悩みや希望をお聞かせください。

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