横浜の高度不妊治療・人工授精(AIH)-にしたんARTクリニック横浜院

にしたんARTクリニック横浜院

平日22時まで診療

土日祝も診療

更新日:

統括総院長紹介

にしたんARTクリニック 統括総院長

矢野 哲

我が国では、すでに出生児の約10%が生殖補助医療によって誕生しており、不妊治療は少子化対策の重要な柱の一つとなっています。しかしながら、患者さまが安心して治療に臨める医療体制や情報提供は、いまだ十分とは言えません。不妊治療は、心身にわたる負担や時間的制約、社会的理解の不足など、多くの困難を伴う領域です。こうした現実に対して、私は産婦人科医として、また研究者・教育者としての長年の経験を通じて、科学的根拠に基づく医療の提供と、患者さま一人ひとりの価値観やライフスタイルに寄り添う支援の両立こそが、これからの生殖医療に求められる姿だと考えています。
にしたんARTクリニックでは、働く方々の通院負担を軽減する立地、独自開発の全国共通電子カルテ、柔軟な診療時間体制など、患者さま目線の医療体制を整えています。今後も全国への展開を進め、社会正義と医療倫理を重んじながら、日本社会に貢献するクリニック集団として、さらなる改革と進化を目指してまいります。

経歴

  1. 東京大学医学部医学科 卒業
  2. 東京大学医学部附属病院産科婦人科 研修医
  3. 東京厚生年金病院産婦人科
  1. 東京大学医学部附属病院産科婦人科
  2. 長野赤十字病院産婦人科
  3. 東京大学医学部附属病院産科婦人科 文部教官助手
  4. 学位取得 医学博士
  5. 体外受精・胚移植を研究的医療として無料で開始
  6. 米国Tulane大学医学部 (New Orleans) Research Instructor Andrew V. Schally教授(1977年度ノーベル生理学医学賞受賞)のもとでGnRH, Somatostatin, GHRH, Bombesinなどのペプチド・アナログの研究に従事。
    特に、 現在世界的に体外受精プログラムで使用されているGnRH antagonist セトロタイドの開発研究に従事。
  7. 東京警察病院医幹
  8. 東京大学医学部附属病院産科婦人科 文部教官助手(医局長)
  9. 東京大学医学部附属病院産科婦人科 講師
  10. 東京大学大学院医学系研究科産婦人科学 准教授
  11. 東京大学医学部附属病院女性外科 診療科長併任
  12. 国立国際医療研究センター病院 産婦人科診療科長, 副院長
  13. JCHO東京山手メディカルセンター 病院長
  14. にしたんARTクリニック統括総院長就任

資格/専門医

  1. 日本専門医機構認定 産婦人科専門医
  2. 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
  3. 日本内分泌学会認定 内分泌代謝科専門医
矢野哲

横浜院 院長紹介

横浜院 院長

後藤 哲也

不妊治療は辛いものと思われがちです。確かに人生における大きな試練かもしれません。子供は欲しいと思った時に授かるものと思っていた方も多いと思います。それがかなわず、治療を始め、治療が長引けば、身体的、精神的、経済的、社会的にいろいろな負担を感じることでしょう。
しかし、不妊治療を通して、改めて夫婦の絆を感じたり、自身の人生観と向き合う機会を得たりする方もいらっしゃいます。不妊治療のゴールは妊娠、出産だけではありません。その後の子育てにスムーズにつながる治療であって欲しいと思います。一方、出産という願いがかなわなかった場合でも、治療という経験がその方にとって意味のあるものとなるよう、私達スタッフは関わっていきたいと思っています。

経歴

  1. 東京大学医学部卒業
  2. 産婦人科研修医(東大附属病院分院、都立築地産院、国立習志野病院)
  3. アメリカウィスコンシン大学高度生殖医療施設
  1. イギリスロンドン大学大学院 医学博士(生殖遺伝学)
  2. イギリスロンドン大学産婦人科
  3. オーストラリアモナッシュ大学体外受精施設
  4. 東京HARTクリニック 副院長
  5. 横浜HARTクリニック 院長
  6. にしたんARTクリニック横浜院 院長就任

資格/専門医

  1. 日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
  2. 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
後藤哲也
横浜院ページへ移動する

後藤院長のインタビューInterview

不妊治療専門医になったきっかけを教えてください。

子供の頃、扁桃腺が腫れて高熱を出してよく病院に行っていたため、医師は身近な存在でした。熱が下がったり、痛みがとれたり、医者という仕事はすごいなと感じ、憧れていました。昔の自分の文集などを見てみると、わりと早い時期から「医者になりたい」と書いていました。
医学部に進学し、病院実習でお産を見学し、この世に一人の人間が生まれてくるということに感動して産婦人科に進むことを決めました。また、学生時代から基礎研究、特に遺伝学に興味がありましたので、精子と卵子にどのように遺伝情報が書かれているのか、生命誕生の最初のステージである受精にも惹かれました。縁あってアメリカの体外受精施設へ留学し、以来20年以上、不妊治療領域で多くの患者さまと向き合っています。

不妊治療の診察で心掛けていることを教えてください。

この分野の魅力は、卵子と精子が受精して一人の人間になっていくということの神秘に尽きます。生物学的にどういう設計図になっているのか、臨床的には生命や心がどこから来るのかをトータルに考えられる診療科ではないかと感じています。クリニックを訪れる患者さま、さらに生まれてくるお子さまのことについて包括的に、さまざまな局面から関わることのできる非常にやりがいのある仕事だと思っています。
患者さまが必要とする確かな技術を提供することはもちろんですが、毎日の診療の中で心のケアはとても大切だと考えています。患者さまお一人おひとりの性格や、パートナーの方とこれまで歩んでこられた経過を考慮して、コミュニケーションを取るよう心掛けています。「こんなこと聞くと恥ずかしいのですが」とか「関係ないかもしれませんが」という話の中に思わぬ医学的な情報があったり、言葉に詰まってしまった沈黙の時間にも重要なメッセージがあったりするので、なるべく自然な形でプライベートな内容も話していただけるような信頼関係(ラポール)を築く努力をしています。

にしたんARTクリニック横浜院のおすすめポイントは?

不妊治療に真剣に向き合う、これだけ大きな全国的なチームができたことは、患者さまにとっても私たちにとっても大きな転換点であると感じています。専門医はじめ、受付スタッフ、カウンセラー、看護師、胚培養士、それぞれが研鑽に努めてきた技術や経験、思いが結集し、お互いに切磋琢磨できる協力体制が整っています。
また、これまでの不妊治療クリニックは個人医院が主でしたが、お預かりしている受精卵のことや、医師、スタッフの後継者のことなどを考えるとさまざまなリスクもありますから、全国展開する大きな組織は患者さまにとって大きな安心につながります。
にしたんARTクリニック横浜院は、旧横浜HARTクリニック時代から患者さまに対してオーダーメイドの最短で適した治療を提供してきた歴史があります。細かな対応として、流産手術を受けた方が同じ手術台で次の胚移植を受けるつらさを経験せずにすむように、普段の治療や手術に使う「採卵室」と、受精卵をおなかに戻す「移植室」を別にしています。今後も、お一人おひとりに丁寧な姿勢で向き合ってまいります。

後藤先生のリフレッシュのための趣味を教えてください。

リフレッシュは歩くことです。車通勤をやめて、クリニックまで電車で通っています。以前よりもよく歩くようになり、体力が増していることを感じます。体調維持を心掛け、より長くこの仕事を続けていきたいですね。

にしたんARTクリニックは完全予約制です。
ご予約はこちらより承っております。

初回予約