丸の内/大手町エリアの高度不妊治療・人工授精(AIH)-
にしたんARTクリニック東京丸の内本院

にしたんARTクリニック
東京丸の内本院

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丸の内/大手町エリアで体外受精(IVF/ふりかけ法)を行うならにしたんARTクリニックへ

体外受精(IVF/ふりかけ法)は、「早く赤ちゃんがほしい」「治療をして妊娠したい」とお考えの方におすすめの不妊治療です。なんらかの理由で体内での受精が難しい場合、適応されます。

にしたんARTクリニック東京丸の内本院は、大手町駅から歩いてすぐで通いやすく、平日の診療時間は22時までです。患者様の立場になって通いやすい環境を整え、患者さまに寄り添った治療を心がけています。

この記事では、体外受精がどういった治療なのかを詳しく解説します。東京で不妊治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

体外受精(IVF)とは

体外受精とは、採卵手術で卵巣から取り出した卵子に、採精した精子をふりかけて受精させ、培養してできた受精卵(胚)を妊娠しやすい時期に子宮に戻す不妊治療法です。コンベンショナルIVFとも呼ばれ、顕微鏡下で受精させる顕微授精(ICSI/イクシー)と合わせて、生殖補助医療(ART)に分類されています。

生殖補助医療(ART)のイメージ

特別な治療法というわけではなく、多くの患者さまが選択されている不妊治療のひとつです。保険が適用されるため、経済的な負担も軽減しています。

ここからは、体外受精と顕微授精、それぞれの受精方法の違いを具体的に解説しましょう。

体外受精(IVF)

体外受精とは、女性の卵巣から取り出した卵子をシャーレと呼ばれる容器に入れ、男性が採取した精液から回収した運動率の良い元気な精子をふりかけて受精させる方法です。精子が自分の力で卵子に入り込むことが必須なので、精子の状態が正常な場合に体外受精が選択されます。

顕微授精(ICSI)

顕微授精とは、胚培養士が顕微鏡下で卵子に細いガラスの針を刺し、元気な精子を1匹注入して受精させる方法です。精子の所見が悪い場合でも、元気な精子が1匹さえいれば顕微授精は可能です。


体外受精よりも顕微授精のほうが受精率は高いので、確実に受精させるなら顕微授精のほうが有効であるといえます。


顕微授精については、こちらのページをご覧ください。

顕微授精(ICSI)について

体外受精(IVF)が適応になる方

体外受精が適応になる方は、自然妊娠やタイミング法(タイミング指導)、人工授精(AIH)で妊娠に至らなかった方、検査の結果、不妊の原因が体内での受精が難しいと考えられる方です。具体的に、体外受精の適応になる方を紹介します。

卵管性不妊症の方

卵管性不妊症とは、卵巣と子宮をつなぐ卵管に原因がある不妊症のことです。卵管が詰まったり狭くなったりし、精子や受精卵が卵管を通ることができない状態をいいます。また、卵管に水や膿が溜まって子宮に流れ込むタイプの卵管性不妊症もあります。

こうした卵管性不妊症の方は、体外受精であれば、妊娠の可能性が高まります。

男性不妊症

男性不妊症とは、精子の運動率が低かったり、そもそも精子の数が少なかったり、精子の奇形率が高かったりして、不妊の原因になっている状態です。男性不妊症の中でも多いのが、精子を作る機能に問題がある造精機能障害といわれ、自然妊娠やタイミング法、人工受精による妊娠は難しいとされています。

まずは体外受精を検討し、元気な精子の数が少なすぎる場合は、顕微授精に切り替えることもあります。

免疫性不妊症

免疫性不妊症とは、女性の体内に抗精子抗体ができ、精子を攻撃してしまう状態のことです。女性の体にとって精子は異物であることから、まれに抗精子抗体ができ、侵入した精子の能力をなくしてしまいます。この場合、体内で受精させることが難しいため、体外受精の適応となります。

原因不明不妊症

原因不明不妊症とは、男女共に検査をしても特定の疾患は見つからないけれど、妊娠に至ることができない状態をいいます。明らかな原因が特定できないため、体外受精の適応となります。現在、不妊症の30%は原因不明不妊症といわれており、なるべく早く、より妊娠率の高い生殖補助医療を始めることが重要です。

にしたんARTクリニックの体外受精(IVF)の流れ

不妊治療専門クリニックにおける体外受精は、どのような流れで行われるのでしょうか。にしたんARTクリニックで体外受精を行う際の流れを例に、詳しく見ていきましょう。

体外受精の流れ

1.ご夫婦(カップル)でカウンセリングを受ける

にしたんARTクリニック東京丸の内本院では、原則として初回来院時にカウンセラーによるカウンセリングを受けていただきます。体外受精の仕組みや必要な投薬、費用などについて、カウンセラーが丁寧に説明し、治療についての疑問や不安点を解消するお手伝いをいたします。カウンセリングには事前予約が必要です。おふたりが心の準備ができ、必要な書類の提出ができた段階で不妊治療はスタートします。

にしたんARTクリニック東京丸の内本院で初回に必要な書類については、こちらのページをご覧ください。

初めて来院される方へ

2.初期検査を受ける

初期検査とは、不妊の原因となる疾患や健康状態を調べるため検査です。女性向けのスクリーニング検査、男性向けの男性検査をそれぞれ受け、おふたりの体の状態を把握して適切な治療法や方針を選択します。主に行う検査は、下記のとおりです。

女性向けのスクリーニング検査の主な種類

  • 超音波検査
  • 感染症検査
  • 甲状腺機能検査
  • 血液検査
  • ホルモン検査
  • AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査

男性向けの男性検査の主な種類

  • 精液検査
  • 感染症検査

事前の検査結果から、不妊の原因を探ります。治療が必要な疾患が見つかった場合は、妊娠の可能性を高めるために、疾患の治療も別途行います。にしたんARTクリニック東京丸の内本院で対応できない疾患の場合は、専門性の高い病院を紹介します。

3.採卵のために卵巣刺激を行う

採卵とは、卵巣から卵子を取り出す手術のことです。一度の採卵でできるだけ多くの卵子を得るために、経口薬や注射で排卵誘発剤を用いて卵巣を刺激し、卵子の成長を促す「卵巣刺激法」が用いられます。

卵巣刺激法は大きく分けると、年齢や体質などに合わせて「高刺激法」「低刺激法」「自然周期法」の3種類です。さらに、投薬内容によって細かい方法に分類されています。種類によって通院回数や投薬内容が異なるので、医師がそれぞれの患者さまにとって最適な方法を提案・選択いたします。

主な卵巣刺激法は、下記のとおりです。

高刺激法(ロング法/ショート法)

高刺激法とは、FSH(卵胞刺激ホルモン)やhMGなどの排卵誘発剤を注射で投与し、複数の卵子を育てる方法です。点鼻薬を採卵する前の周期から長く使う方法を「ロング法」、採卵周期の月経開始時から使う方法を「ショート法」といいます。最も多くの卵子を得ることができる方法ですが、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)が生じるリスクもあります。年齢が若く、卵巣機能が正常な方に適用され、過去の治療で採卵数が少なかった場合に有効です。

低刺激法(PPOS法/アンタゴニスト法)

低刺激法は、高刺激法よりも少ない量の排卵誘発剤を使用する卵巣刺激法です。代表的な方法には、「PPOS法」と「アンタゴニスト法」があります。いずれも、未成熟なまま卵子を排卵しないようにコントロールし、それぞれ使用する薬剤は異なります。OHSSのリスクが低く、身体的負担も軽いのが特徴です。

自然周期法(完全自然周期法/マイルド法)

自然周期法とは、排卵誘発剤を使用せず、自然な排卵周期を利用する方法です。最も身体的負担が少なく、費用も抑えられるのが特徴です。採卵できる卵子の数は少なくなりますが、できるだけ自然な方法で妊娠したいと考える方に適用されます。

4.サージ誘起

卵子を成熟した状態で排卵させるために行うのがサージ誘起です。採卵予定日の前日の指定された時間にhCG注射または点鼻薬を使用し、意図的にLH(黄体形成ホルモン)の分泌を増やすことで、卵子の最終的な成熟を促します。

5.採卵と採精

サージ誘起した翌日、痛みの少ない細い採卵針を使い、経腟超音波で確認しながら卵胞液ごと卵子を吸い上げます。所要時間は5~20分と、それほど長くありません。採卵後に1~2時間程、クリニック内にあるリカバリールームでお休みいただく必要があります。

採卵のイメージ

にしたんARTクリニックでは採卵時の痛みを軽減するために、局所麻酔もしくは静脈麻酔を使用します。麻酔の種類や痛みへの不安が強い場合は、事前にカウンセラーや医師に相談してください。


採卵当日、夫(パートナー)にはクリニック内の採精室、または自宅で精液を採取していただきます。提出いただいた精液を胚培養士が洗浄し、受精に適した状態に整えます。

6.ふりかけ法で受精させる

取り出した卵子と、受け取った精液は胚培養士が管理します。卵子をシャーレという容器に入れ、調整した精子をふりかけます。精子がみずから卵子にたどり着き、中に入り込むことで、受精が起こります。卵子1つに対して約10万個の精子をふりかけ、卵子の中に入り込めるのは1個の精子だけです。受精が起こると受精卵(胚)になり、順調に細胞分裂するのを見守ります。

シャーレの中の卵子と精子のイメージ

7.培養する

子宮内と同じ環境に保たれた培養器の中で受精卵(胚)の培養を続け、細胞分裂を進行させます。胚培養を始めて5~6日目に、胚盤胞と呼ばれる状態にまで育ちます。

培養のイメージ

にしたんARTクリニック東京丸の内本院で導入している培養器は、タイムラプスインキュベーターです。タイムラプスインキュベーターはカメラと顕微鏡を内蔵しているので、受精卵(胚)を外気にふれさせることなく観察を続けられます。一定の間隔で画像を記録し、受精卵の成長をまるで動画のように見ることも可能です。

タイムラプスインキュベーター

なお、にしたんARTクリニック東京丸の内本院では、原則として胚盤胞はすべて凍結保存します。胚盤胞を凍結させずに同じ周期に移植する新鮮胚移植よりも、胚盤胞を凍結保存し、次の周期以降に移植を行う凍結融解胚移植のほうが、妊娠率を高められることが確認されているためです。

8.受精卵(胚)を子宮内に移植する

胚移植とは、胚盤胞にまで育った受精卵(胚)を、妊娠しやすい時期・状態の子宮に戻すことをいいます。胚移植の可否や優先順位は、胚培養士が受精卵(胚)の状態を確認し、「グレード」を評価することで決まります。

胚移植のイメージ

採卵した次の周期以降に、黄体ホルモンなどの投薬を実施し、胚移植に適した子宮環境を整えます。胚移植は、経腟でカテーテルを挿入し、子宮内の着床しやすい位置に胚盤胞をそっと置くイメージです。痛みはほぼなく、5分程度で終了します。


なお、多胎妊娠のリスクを回避するため、原則として1回の胚移植で移植できる受精卵(胚)の数は1つだけです。

9.移植後はゆったりと過ごし、妊娠成立を待つ

胚移植後は通常の生活を送りながら、できるだけゆったりと過ごして着床・妊娠が成立するのを待ちましょう。胚移植後、2~3週間程度で妊娠判定が可能です。妊娠の確認ができたらクリニックは卒業となり、一般の産婦人科で診察することになります。

体外受精(IVF)のメリットとデメリット

体外受精(IVF)のメリットとデメリット体外受精は、メリットとデメリットの両方を見極め、治療を受けるかどうかを決めることが大切です。体外受精の主なメリットとデメリットを、それぞれ紹介します。

体外受精のメリット

  • タイミング法や人工授精(AIH)よりも受精率が高い。
  • 卵管因子や抗精子抗体による不妊でも妊娠が可能。
  • 顕微授精(ICSI)よりも卵子への負担が少ない。

体外受精のメリットは、タイミング法や人工授精などの一般不妊治療よりも受精率が高いため、妊娠に向けた時間的な効率の良さが挙げられます。そのため、40歳以上など年齢を重ねた女性など、少しでも早く妊娠したい方は一般不妊治療のステップを踏まずに、最初に体外受精を実施することもあります。

体外受精のデメリット

  • 保険適用されるものの、経済的に負担がかかる。
  • OHSS(卵巣過剰刺激症候群)の可能性がある。
  • 多胎妊娠、子宮外妊娠の可能性がある。

体外受精のデメリットとして挙げた経済的な負担については、お住いの自治体に独自の助成制度がないか、確認してから治療を始めることをおすすめします。また、OHSSは卵巣の腫れや腹水、血栓などが起こる疾患です。適切な治療で回避できるため、不安な方は医師やカウンセラーにご相談ください。

このように、体外受精にはデメリットやリスクもありますが、にしたんARTクリニックでは、医師やカウンセラーが丁寧にご相談に応じるため、患者さまは納得して治療に臨んでいただけます。

丸の内/大手町エリアで体外受精(IVF)をご検討中の方へ

丸の内/大手町エリアで体外受精(IVF)をご検討中の方へ、にしたんARTクリニック東京丸の内本院をご紹介します。

ターミナル駅から徒歩すぐで通いやすく便利

にしたんARTクリニック東京丸の内本院は、大手町駅の目の前にあります。仕事をしながらでも通いやすく、休みの日に通うのも便利です。

東京にあるにしたんARTクリニック

不妊治療は短いスパンで複数回の通院が必要なため、職場や自宅から通いやすいクリニックを選ぶのがおすすめです。

平日は22時まで、休日は18時まで診療

にしたんARTクリニック東京丸の内本院は、不妊治療のために仕事を休みづらい方でも通いやすいように診療時間を長くとっているのが特徴です。平日は22時まで、休日は18時まで診療しています。

※診療時間や休診日は院ごとに異なります。各院のページをご確認ください。

日々研鑽を積むスタッフが心掛ける丁寧で優しい不妊治療

にしたんARTクリニック東京丸の内本院に在籍する医師は、体外受精に関する知識をより深めるため、情報を共有し、日々研鑽を積んでいます。

また、すべてのにしたんARTクリニックにはカウンセラーが在籍し、いつでもご相談が可能です。不妊治療でわからないことや不安がある方は、治療中はいつでも無料でカウンセリングを受けられます。

医師、看護師、胚培養士、カウンセラーらスタッフがチームで一丸となり、患者さまに寄り添った丁寧で優しい診察を心掛けています。

リラックスして治療と向き合える上質な空間と設備

にしたんARTクリニック東京丸の内本院は患者さまにリラックスしていただけるよう、すべての院で内装にこだわり、上質な空間でみなさまをお待ちしています。無料Wi-Fiもあるので、ゆっくりとお過ごしください。
また、治療スペースと培養室は、高度なクリーンレベルとセキュリティを保ち、万全の体制で高度な不妊治療を実現しています。

体外受精(IVF)はにしたんARTクリニック東京丸の内本院

不妊治療はわかりづらい言葉も多く、初めての方にとってはハードルが高く感じられるかもしれません。不妊治療を始めようか、自分に不妊治療が必要なのかどうかを悩まれている方は、ぜひにしたんARTクリニック東京丸の内本院にご相談ください。無料のカウンセリングで、不妊治療や体外受精について詳しくご説明いたします。

にしたんARTクリニック東京丸の内本院は、患者さまに寄り添って最短で最善の妊娠を目指します。まずは、無料カウンセリングでお悩みをお聞かせください。

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