横浜の高度不妊治療・人工授精(AIH)なら、にしたんARTクリニック横浜院
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不妊治療を進めていたり、検討したりしている方の中には、体外受精(IVF)について詳しく知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。体外受精とは、卵巣から取り出した卵子に精子をふりかけて受精させて培養し、その受精卵(胚)を母体が妊娠しやすい時期に子宮に戻す不妊治療法です。
この記事では、体外受精について詳しく解説します。横浜で不妊治療をしたい方に、にしたんARTクリニック横浜院がおすすめの理由もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
体外受精とは、卵巣から取り出した卵子に精子をふりかけて受精させ、培養してからその受精卵(胚)を妊娠しやすい時期に子宮に戻す不妊治療法のことをいいます。
体外受精は、生殖補助医療と呼ばれる不妊治療のひとつです。タイミング法(タイミング指導)や人工授精(AIH)などの一般不妊治療からステップアップすることが多いですが、特別な治療法というわけではありません。2022年からは保険診療の対象にもなっているため、経済的な負担も以前よりは軽減しています。
生殖補助医療の大きな流れとしては、まず一度の採卵手術でできるだけ多くの卵子を得るために投薬や注射で卵巣を刺激し、採卵手術で複数個の卵子を体外に取り出します。その後、胚培養士が適した方法で受精させ、培養器で育てた受精卵(胚)を、妊娠しやすい時期に子宮に戻す胚移植を行います。受精卵(胚)が子宮内膜にもぐり込んで着床することができたら、妊娠成立です。
取り出した卵子と精子を人為的に出会わせて受精させる方法は、体外受精と顕微授精(ICSI/イクシー)の2種類です。体外受精と顕微授精、それぞれの受精方法について具体的に見ていきましょう。
体外受精とは、女性の体内から取り出した卵子をシャーレに入れ、男性が採取した精液から回収した運動率の良い元気な精子をふりかけて受精させる方法です。精子が自分の力で卵子に入り込むことが必須なので、精子の状態が正常な場合は、この方法がとられます。この方法はコンベンショナル体外受精、または卵子に精子をふりかけるため、「ふりかけ法」と呼ばれることもあります。
顕微授精とは、胚培養士が顕微鏡下で卵子に細いガラスの針を刺し、元気な精子を1個注入し、受精させる方法です。精子の所見が悪い場合でも、元気な精子が1匹さえいれば顕微授精することが期待できます。
顕微授精については、こちらのページをご覧ください。
顕微授精(IVF/イクシー)について
体外受精が適応になる方は、自然妊娠やタイミング法、人工授精で妊娠に至らなかった方のほか、体内での受精が難しいと考えられる方です。具体的には、下表にあるケースが体外受精の適応になります。
卵管性不妊症 | 卵管に異常があり、精子や受精卵(胚)が通過できないために受精に至らない症状のこと。卵管に水や膿が溜まるケースもある。 |
男性不妊症 | 精子の運動率や作られている数に問題があり、自然妊娠できない症状のこと。体外受精で受精が難しい場合は、顕微授精に切り替える。 |
免疫性不妊症 | 女性の体内で抗精子抗体ができ、精子を攻撃してしまう状態のこと。体内での受精が難しいため、体外受精が適応される。 |
原因不明不妊症 | 男女共に検査をしても特定の疾患は見つからないにも関わらず、妊娠に至ることができない状態のこと。不妊症の30%にあたり、体外受精が適応される。 |
不妊治療専門クリニックにおける体外受精は、どのような流れで行われるのでしょうか。にしたんARTクリニック横浜院で体外受精を行う際の流れを例に、詳しく見ていきましょう。
体外受精は生殖補助医療の1つで、一般不妊治療と比べると身体的、精神的に負担がかかる治療法です。ご夫婦(カップル)が協力して不妊に対する不安やストレスをなくすためにも、不妊治療専門クリニックで実施しているカウンセリングを受けてから体外受精を始めることをおすすめします。
にしたんARTクリニック横浜院では、体外受精の流れや必要費用、投薬の内容などについて、カウンセラーが丁寧にご説明します。無料で相談することができ、治療についての疑問や不安点を解消するお手伝いをいたします。カウンセリングには事前予約が必要です。治療開始前はもちろん、治療が始まった後もお気軽にご相談ください。お二人で心の準備ができ、必要な書類の提出ができた段階で不妊治療はスタートします。
にしたんARTクリニック横浜院で必要な書類については、こちらのページをご覧ください。
初めてご来院される方へ
スクリーニング検査とは、不妊の原因となる疾患や健康状態を調べるための検査のことです。治療を始める前に、お二人の体の状態を把握することで、適切な治療法や方針を選択することができます。
にしたんARTクリニック横浜院で行うスクリーニング検査は、下記のとおりです。
女性 | 超音波検査、感染症検査、甲状腺機能検査、血液検査、ホルモン検査、AMH(抗ミューラー管ホルモン)検査 |
男性 | 精液検査、感染症検査 |
スクリーニング検査の結果から、不妊の原因を探ります。別途治療が必要な疾患が見つかった場合は、妊娠の可能性を高めるために、疾患の治療も行います。
採卵とは、卵巣から卵子を取り出す手術のことです。1回の採卵でできるだけ多くの卵子を得るために、経口薬や注射で排卵誘発剤を用いて卵巣を刺激し、卵子の成長を促す「卵巣刺激法」が用いられます。
卵巣刺激法は大きく分けると、年齢や体質などに合わせて「高刺激法」「低刺激法」「自然周期法」の3種類です。さらに、投薬内容によって細かい方法に分類されています。種類によって通院回数や投薬内容が異なるので、医師が患者さまにとって最適な方法を提案・選択いたします。
卵巣刺激法について詳しくは、こちらのページをご覧ください。
卵巣刺激法(排卵誘発法)
卵子を成熟した状態で排卵させるために行うのがサージ誘起です。hCG注射または点鼻薬によって、意図的にLH(黄体形成ホルモン)の分泌を増やし、卵子の成熟を促します。
サージ誘起した翌日、痛みの少ない細い採卵針を使い、経腟超音波で確認した卵胞に穿刺して卵胞液ごと卵子を得ます。所要時間は5~20分と、それほど長くありません。採卵後に1時間程院内でお休みいただく必要があります。
にしたんARTクリニックでは痛くない採卵を実現するために、局所麻酔もしくは静脈麻酔を使用します。麻酔の種類や痛みへの不安が強い場合は、事前にカウンセラーや医師に相談してください。
にしたんARTクリニックでは痛くない採卵を実現するために、局所麻酔もしくは静脈麻酔を使用します。麻酔の種類や痛みへの不安が強い場合は、事前にカウンセラーや医師に相談してください。
取り出した卵子をシャーレという容器に入れ、洗浄した元気な精子をふりかけます。精子がみずから卵子に入り込むことで、受精が起こります。卵子1つに対して約10万匹の精子をふりかけ、卵子の中に入り込めるのは1匹の精子だけです。受精が起こると受精卵(胚)になり、細胞分裂を繰り返して成長を続けます。
受精卵(胚)は胚培養士が大切にお預かりし、子宮内と同じ環境に保たれた培養器の中で受精卵(胚)の培養を続け、細胞分裂を進行させます。胚培養を始めて5~6日目に、胚盤胞と呼ばれる状態にまで育ちます。
にしたんARTクリニックで導入している培養器は、タイムラプスインキュベーターです。
タイムラプスインキュベーターはカメラと顕微鏡を内蔵しているので、受精卵(胚)を外気にふれさせることなく観察を続けられます。一定の間隔で画像を記録し、受精卵(胚)の成長をまるで動画のように見ることも可能です。
なお、複数の受精卵(胚)が胚盤胞まで育った場合は、凍結保存することになります。採卵と同じ月経周期に胚移植することを「新鮮胚移植」、胚を凍結して次回以降の月経周期に胚移植することを「凍結融解胚移植」といいます。いずれの方法をとるかは、医師・胚培養士と相談の上、決定します。
胚移植とは、胚盤胞にまで育った胚を、妊娠しやすい時期・状態の子宮に胚を戻すことをいいます。胚移植の可否や優先順位は、胚培養士が胚の状態を確認し、「グレード」を評価することで決まります。にしたんARTクリニックでは、お預かりしている胚の成長度合いについて、患者さまに丁寧な説明をしていますので、不明点はお問い合わせください。
胚が着床しやすい子宮環境にするために、黄体ホルモンなどの投薬を行ってから、胚移植を行います。胚移植は、経腟でカテーテルを挿入し、子宮内の着床しやすい位置に胚盤胞をそっと置くイメージです。痛みはほぼなく、5分程度で終了します。
なお、多胎妊娠のリスクを回避するため、原則として1回の胚移植で移植できる胚の数は1つだけです。
胚移植後は通常の生活を送りながら、できるだけゆったりと過ごして着床・妊娠が成立するのを待ちましょう。
胚移植後、2~3週間程度で妊娠判定が可能です。妊娠の確認ができたら、一般の産婦人科で診察することになります。
体外受精は、多くのメリットを得られる不妊治療法です。体外受精の主なメリットを見てみましょう。
体外受精のメリットは、タイミング法や人工授精などの一般不妊治療よりも受精率が高いため、時間的に効率の良いことが挙げられます。また、体外受精の場合、自然妊娠と同様に、精子が自分の力で卵子の中に入り込むため、顕微授精よりも卵子への負担を軽くすることが可能です。
多くのメリットがある体外受精ですが、デメリットもあります。体外受精で考えられる主なデメリットは次のとおりです。
体外受精は保険適用されるとはいえ、かかる費用は高額です。お住いの自治体に独自の助成制度がないか、確認してから治療を始めることをおすすめします。
さらに、自然妊娠と比べ、体外受精における胚移植では、条件によっては複数個の胚を子宮に戻すこともあるため、多胎になる可能性はゼロではありません。卵巣が腫れたり、血栓が起こったりするOHSSや、子宮外妊娠のリスクも自然妊娠よりも高まりますが、判明したらすぐに治療を行いますのでご安心ください。
にしたんARTクリニックでは、医師やカウンセラーがご相談に応じますので、安心して治療を進めていただけます。
体外受精(IVF)で妊娠を目指す方に、にしたんARTクリニック横浜院をおすすめします。にしたんARTクリニック横浜院をおすすめする理由は下記のとおりです。
にしたんARTクリニック横浜院は、JR・私鉄各線「横浜」駅から歩いてすぐの立地なので、仕事終わりや休日にも通いやすく、便利です。不妊治療はどうしても複数回の通院が必要なため、職場や自宅から通いやすいクリニックを選ぶことをおすすめします。
にしたんARTクリニック横浜院は、患者さまのニーズに応え、平日は22時まで診療しています。仕事をしながらでも通院しやすく、「仕事と治療の両立」をしやすい環境を整えています。土日祝も休まず9時から18時まで診療を行っているので、お二人での通院に便利です。待ち時間を短くする工夫もしていますので、忙しい方もご安心ください。
にしたんARTクリニック横浜院の後藤哲也院長は、医師として20年以上、不妊治療に携わってきました。常に新しい技術を取り入れ、最短・最善の治療を行っています。体外受精について不安な気持ちがある方にも、丁寧な説明を心掛けています。
にしたんARTクリニック横浜院にはカウンセラーが常駐していますので、体外受精や不妊治療でわからないことがある患者さまは、いつでも無料で相談することができます。また、看護師、胚培養士、カウンセラーが一丸となり、不妊治療に関する知識と技術を磨き続けています。
患者さまファーストを徹底し、細やかな配慮を心掛けています。治療中にわからないことやお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
にしたんARTクリニック横浜院は内装にもこだわり、広々とした落ち着いた空間で患者さまをお迎えしています。待ち時間は長くならないよう配慮し、少しでもリラックスできるように居心地を重視しています。
院内はフリーWi-Fiを完備していますので、ご夫婦(カップル)で通いやすいと好評です。
治療スペース、培養室は高度なクリーンレベルとセキュリティを保ち、万全の体制で高度な不妊治療を実現しています。
体外受精は、卵子を体外に取り出し、精子をふりかけて受精させてから、妊娠しやすい時期に子宮に受精卵(胚)を戻す方法です。より確実に妊娠の可能性を高めることができるため、不妊に悩む患者さまに有効な治療法といえます。
不妊治療は決められた周期内で複数回の通院が必要なため、通いやすいクリニックを選ぶことが大切です。横浜駅から歩いてすぐの、にしたんARTクリニック横浜院は、アクセス良好でストレスなく通院することができます。平日は22時まで診療しているので、貴重な周期を無駄にすることがありません。
にしたんARTクリニック横浜院は医師による丁寧な診察を心掛け、患者さまに寄り添って最短で最善の妊娠を目指します。まずは、無料カウンセリングでお悩みをお聞かせください。