にしたんARTクリニック名古屋駅前院
平日22時まで診療
土日祝も診療
公開日: 更新日:
名古屋駅前院 院長
大本 政人
私は愛知県内のクリニックで約10年間不妊治療を行って参りました。
不妊症診療をしていると患者さまの検査、治療に対する想いや希望が一人一人異なることを感じます。そしてその想いは治療経過中に変わっていきます。またその患者さまに対する検査、治療の重要度も変化して行くと思います。例えば体外受精治療は全員にすぐ必要な治療ではありませんが一般不妊治療でなかなか妊娠に至らなければ必要性が増していくと考えます。その時々の状況における、患者さまの希望と、患者さま一人一人に対する治療の重要度をマッチングさせた診療を行うことが大切だと思っております。
患者さまの想いを知ることが重要だと考えます。希望、不安、悩み、その他何でもお気軽にご相談いただきたいと思います。対話を大切にして、患者さまの想いに寄り添い、少しでも早く妊娠できますよう名古屋駅前院のスタッフ一同、一丸となって全力でサポートしていきます。
経歴
資格/専門医
外科医である父の影響が大きかったと思います。自分が小学生の頃に父が開業し、自宅の1階部分が医院でした。父を頼って多くの患者さまが来てくれていたことに、憧れたのだと思います。
研修医になってから2年間は外科、内科、精神科、麻酔科、眼科、そして産婦人科を回りましたが、ほかの科にはない妊娠、分娩という産婦人科特有の分野に興味を持ちました。実際に産婦人科で分娩後の患者さまや家族の方々だけでなく、医療従事者の喜びにふれ、産婦人科医になることを決意したのがきっかけです。
その後、治療の中で不妊治療分野に興味を抱き、一人でも多くの人に妊娠してクリニックを卒業してもらえるようにがんばっていきたいと考えて、不妊治療専門クリニックの医師になりました。
妊娠するというゴールは同じでも、その方法の選択は人それぞれです。患者さま一人ひとりの考えに寄り添いながら診療を行うことを心掛けています。患者さまがどのような思いで当院へ来てくださったのか、どういう治療を希望されているのかを踏まえて、治療プランを立てるようにしています。
妊娠して笑顔で卒業されていく様子を見させていただくと、こちらもとてもうれしい気持ちになりますし、出産後にお手紙をいただけることもありました。こちらまでうれしい気持ちにさせていただけることが、この仕事の最大の魅力だと感じています。
自分が初めて採卵した患者さまや、移植を行った患者さまのことはやはり印象に残っています。また、残念ながら治療がうまくいかなかった方々のことも心に残ります。
早発卵巣不全でなかなか卵胞が発育せず、数ヵ月ぶりに発育してきて採卵したのちに移植して妊娠、卒業された方に「あきらめずに先生に治療していただいて良かったです」と言われたことは、今でも心の糧になっていますね。
にしたんARTクリニックの精神である、「患者さまのため」に尽きると思います。クリニックの立地や診察時間、治療プランなど、患者さまのためにかなり柔軟な対応ができるところが魅力ではないでしょうか。
にしたんARTクリニック名古屋駅前院では、なるべく患者さまが抱える疑問、相談にお応えできるように対話を重視しています。名古屋駅前院の培養室長で副院長の糟井が、積極的にカウンセリングを実施しているのが大きな特徴です。
不妊治療は、ご夫婦(カップル)のためのものなので、お二人の気持ちが一番大切です。周囲の意見は気にしすぎず、自分たちのペースでゴールを目指していただきたいです。
車の運転が大好きです。特別買い物をしたいわけではないけれど、運転をするために出掛けることが息抜きになっていますね。幼稚園児の頃は両親が車の運転をしているのがとても楽しそうで、将来はタクシーの運転手になりたいと思っていたくらいです。数年前までは月に一度、仕事のために東京を訪れていたのですが、あえて車で東名高速を使い、片道4時間かけて行ってました。運転中は車の運転に集中するので、余計なことを考えずにいられることがリフレッシュになるのかもしれません。