品川の高度不妊治療・人工授精(AIH)なら、にしたんARTクリニック品川院
にしたんARTクリニック品川院
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不妊治療クリニックでは、ご夫婦(カップル)それぞれの体の状態を確認するために、スクリーニング検査と呼ばれる検査を行います。男性側の患者さまの場合、ご自身で採取いただいた精液を提出いただき、検査する「精液検査」が必須です。人工授精(AIH)や体外受精(IVF)を実施する際にも、この採精が必要となります。
にしたんARTクリニックではすべての院で、より良い状態で精液をお預かりするために「採精室」と呼ばれる個室を完備しています。
この記事では、にしたんARTクリニック品川院の採精室をご紹介するとともに、お預かりした精液を検査や治療にどのように役立てているのかについても見ていきましょう。
採精室とは、男性の患者さまが精子を採取するための個室のことです。不妊治療では、精液検査や人工授精(AIH)、体外受精(IVF)を行う際に、精液が欠かせません。いずれの場合も、マスターベーションで採取した精液を用います。
精液検査で主にわかることは、妊娠に関わる「精液量」「精子濃度」「精子の運動率」です。
精液検査について、詳しくはこちらのページをご覧ください。
精液検査とは?検査を受けるタイミングや流れなど気になるポイントを解説
不妊治療クリニックで患者さまの精液が必要となる場合、採精する方法は3つあります。
採精してすぐに精液検査をすることで、より良い状態で正確な検査結果を得ることができるため、可能な限り、院内の採精室の利用がおすすめです。
なお、精液検査をするためには、感染症検査の結果が出ていることが必須です。詳しくは、医師やカウンセラーにお尋ねください。
精子の状態は、その日のコンディションに大きく左右されます。精液検査や人工授精(AIH)、体外受精(IVF)の実施が決定したら、少しでも良い状態の精液を提出するために、注意しておきたいポイントがあります。採精する際の参考にしてください。
前回の射精から長い期間が空くと、精子の運動率が低下することがわかっています。一方、前回の射精からの期間が短すぎると、精子濃度が回復しない可能性があります。
バランスの良い採精を目指すために、3~5日間の禁欲期間をおすすめします。
風邪などで体調が悪いときの採精は、結果が良くないことがあります。良い結果を望めるように、採精する日に向けてできるだけ体調を整え、健康的な生活を送るよう心掛けましょう。
不妊治療は夫婦(カップル)が二人でいっしょに臨むものです。妊活中はお二人ともにストレスを減らしながら、生活習慣を改善することをおすすめします。 良い精子を作る方法について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
精液量を増やすには?妊活のために質の良い精子を作る方法を解説
ここからは、にしたんARTクリニック品川院の採精室がどんなところなのかご紹介します。恥ずかしかったり気まずかったりはしないのか、妻(パートナー)がいないときに男性が一人で行っても平気なのかなど、院内採精に不安に感じている方に向けて詳しく紹介します。
なお、採精室の利用には、予約が必要です。カウンセリングや診察時に、あらかじめご予約ください。
にしたんARTクリニック品川院は、JR・私鉄各線の品川駅から歩いてすぐの好立地です。仕事の前後や途中に来院される患者さまが多く、ストレスなく来院できるので便利といえるでしょう。
にしたんARTクリニック品川院は、ワンフロアすべてが当クリニックなので、エレベーターを降りるとすぐに受付があります。スマホアプリ「アットリンク」で受付を済ませ、案内があるまでお待ちください。あらかじめ予約があるため、来院の理由を口にする必要はありません。
また、にしたんARTクリニックは、ご夫婦(カップル)で通院される患者さまも多くいらっしゃるため、男性の患者さまが一人で通院されても、目立つことはないのでご安心ください。
採精室はクリニックの一番奥に3部屋あり、ほかの患者さまとほとんど出会うことはなく、プライバシーが守られています。
採精室隣の培養室窓口で、胚培養士から専用のカップを受け取ってから入室してください。院内で採精される場合は、取り違えを防止するために、院側でカップに個体番号を記したバーコードなどのシールを貼っています。
採精室はこぢんまりとした、落ち着いた空間です。防音完備なので、外の様子が気になることはありません。DVDとヘッドホンもご準備しています。室内の光量はお好みに合わせて調整してください。 なお、精液に雑菌が入らないよう、採精する前にハンドソープを使って手の洗浄・消毒をお願いします。また、採精カップの内側はさわらないようにし、直接精液を採取してください。採精室のご利用は1回30分以内でお願いしています。採精できたら、採精カップの蓋をしっかりと閉めてください。
支度を済ませたら、採精室の隣にある培養室の窓口に採精カップをご提出ください。その際、胚培養士が氏名を確認するので、採精カップは必ず手渡ししていただくようお願いします。
使用後の採精室は、クリニック側で清掃いたします。
精液検査のみの場合は受付で会計し、お帰りいただいて結構です。後日、再診時に検査結果をお伝えします。精液検査の結果を当日お聞きになりたい場合は基本的に事前予約が必要となりますが、1時間程度お待ちいただくことになります。
なお、人工授精(AIH)や体外受精(IVF)に使用する場合は、採精のみの会計はありません。また、奥さま(パートナー)の人工授精(AIH)や採卵に付き添われる場合は、そのまま院内でいっしょにお待ちいただくことも可能です。
にしたんARTクリニック品川院は、フリーWi-Fiや、電源付きのワークスペースを完備していますので、居心地が良いとご好評をいただいております。お二人でお待ちになる患者さまも多数いらっしゃいますのでご安心ください。
「仕事との兼ね合いで通院が難しい」「クリニック内の採精室でマスターベーションをするのは抵抗がある」「プレッシャーに感じそうで採精できるか不安」という方は、自宅での採精も可能です。事前に医師やカウンセラーに相談し、あらかじめ採精カップを受け取ってください。奥さま経由でも構いません。
自宅からクリニックに採精カップを運ぶ際の注意点は、下記のとおりです。
なお、出張などでどうしても検査や人工授精(AIH)、採卵する当日に採精できない場合や、ご自宅が遠方で2時間以内にお持ちいただくことが難しい場合は、事前に採精し、精子を凍結保存する方法もあります。カウンセラーや医師にご相談ください。
自宅採精した場合、採精から2時間以内に院内に持ち込むことで、院内採精の場合とデータ的には変わらずに検査や治療に使うことが可能です。
良い状態で検査や治療に使うためにも、大きな温度変化を与えないように運ぶ際の注意点を守り、手早くクリニックに持ち込むようにしてください。
患者さまから預かった精液は、胚培養士がすぐに遠心分離機にかけて精製し、不純物や不良精子などを取り除いて優良精子だけを取り出し、検査や治療に使用します。
自然妊娠では女性の腟内にある頸管粘液が、精液に含まれる細菌や不純物を除去する役割を果たしますが、人工授精(AIH)や体外受精(IVF)では、人工的に処理する必要があるためです。
精液は、いわば生きた細胞ともいえ、不妊治療を進める上でとても大切なものです。
にしたんARTクリニックでは取り違えが発生しないよう、バーコード管理を徹底し、複数スタッフによる二重チェックを行っています。専用の精液調整室を備え、万全の環境で大切な精液を調整・管理しています。
不妊治療において、精液はとても大切なものです。できるだけ良い状態で採取できるよう、にしたんARTクリニック品川院では採精室を完備しています。患者さまの立場に立ってさまざまな配慮をしているため、男性の患者さまも緊張せずに、安心して採精することが可能です。 また、にしたんARTクリニック品川院では、採精についてのご質問のほか、男性の患者さまの疑問やお悩みにもカウンセラーが無料でお答えしています。患者さまファーストの治療を心掛けていますので、お気軽にご相談ください。